【騎手界のレジェンド】的場文男の年収は3500万円？！勝利数が桁外れすぎる！

2025年3月31日をもって現役引退を発表した【大井の帝王】こと的場文男さん。

的場さんの現役生活は52年にもわたる長きものでした。

その現役生活で的場さんは通算何勝して、いくら稼ぎ、いくらの年収を稼いでいたのでしょうか？

それらについて詳しく解説します。

的場文男について

的場文男のプロフィール　

引用元

騎手経歴
デビュー：1973年10月16日）
引退：2025年3月31日
現役期間：52年間

主な実績

帝王賞、東京大賞典、大井競馬場のビッグレースで数多く優勝。地方競馬通算最多勝利記録保持者。還暦（60歳）を過ぎてもトップクラスの成績を維持し続け、最年長騎手記録を更新

的場文男の年収や生涯賞金、勝利数は？

的場文男の勝利数と生涯賞金額

引用元

勝利数

的場さんの勝利数は中央競馬4勝、地方競馬では7424勝で歴代1位の記録を持っています。

地方競馬では、2位の記録を持つ佐々木竹見さんと約300勝の差をつけています。

的場さんは地方競馬で7000勝以上を挙げていますが、その中でも大井競馬場での圧倒的な勝利数を誇り、大井競馬場で7000勝以上という圧倒的な勝利数を誇りました。これが「大井の帝王」と呼ばれる所以であり、歴代最多記録を保持しています。

 大レースでの強さも見せつけ「帝王賞」「東京大賞典」など、大井競馬場のビッグレースで何度も優勝しています。

賞金額

的場さんの通算賞金額は中央競馬1億2514万円で地方競馬194億144万円と言われています。

先ほどから中央競馬、地方競馬という言葉が出てきていますが、地方競馬と中央競馬では何が違うのでしょうか？

①運営元が違う
地方競馬：県や市などの地方自治体が運営。
ex)大井競馬場（東京都）、川崎競馬場（神奈川県）

中央競馬：JRA（日本中央競馬会）という国の機関が運営。
ex)東京競馬場、阪神競馬場

②開催日が違う
地方競馬：平日にやっていることが多く、ナイター（夜のレース）もある。

中央競馬：主に土日に開催され大きなレースは日曜日が多い。

③賞金の金額が違う
地方競馬：賞金が少ない。

中央競馬：賞金が多く、億円を超えるレースもあり得る。

④出場する馬が違う
地方競馬：地方専用の馬が多が特別なレースには中央の強い馬も参加。

中央競馬：強い馬しかいない。特に有名なレース（日本ダービーや有馬記念など）には、トップクラスの馬が出場する。

⑤場所が違う
地方競馬：全国に15ヶ所あります。地域ごとに特色がある。

中央競馬：全国に10ヶ所あり、客席が多い競馬場が多い。

⑥人気が違う
地方競馬：地元の人たちに親しまれている

中央競馬：全国的に有名で、テレビ中継もある。

簡単に言うと、地方競馬は地域密着でアットホームな雰囲気、中央競馬は全国的でスケールが大きいという違いであり、中央の方が勝つことが難しいとされています。

的場文男の年収

的場文男さんの年収は現役時代に稼いだ賞金額を現役選手として活動した年数で割って計算します。

騎手の収入は主に以下の２つで構成されるそうです。

①騎乗手当：1レースに騎乗するごとに支払われる手当。
地方競馬の場合、1レースあたり約2万円程度だと言われています。

②賞金の歩合：レースで得た賞金の一部を騎手が受け取ります。
通常、賞金の5%程度が騎手の取り分とされています。

年収を計算するために必要な情報：的場さんの成績

1. 騎乗手当の計算
通算騎乗回数：43,497戦
騎乗手当 = 43,497戦 × 2万円 

騎乗手当:8億6,994万円

2. 賞金の歩合の計算
中央競馬の通算賞金額：1億2,514万円　　
地方競馬の通算賞金額：194億144万円

総賞金 :195億2,658万円

賞金の歩合 は賞金額の5%なので=

195億2,658万円 × 5% 

賞金の歩合金:9億7,632万円

3. 通算収入の合計
騎乗手当 + 賞金の歩合 = 通算収入
8億6,994万円 + 9億7,632万円 

通算収入:18億4,626万円

4. 年収の推定
的場さんは1973年にデビューしてから2025年まで52年間騎手として活躍されました。

年収 = 総収入 ÷ 年数 

18億4,626万円 ÷ 52年 = 約3,548万円/年

的場文男さんの推定年収は約3,548万円です。

※これはあくまで概算で、実際には賞金の割合や騎乗手当の変動、スポンサー収入なども影響しているので推察としてお楽しみください。

的場さんの圧倒的な勝利数は52年間も騎手として活躍し続けた賜物です。

まとめ

本人の才能もありますが、現役を長きにわたり継続できる体を作り上げたからこその活躍だと思います。

また、引退が決まりましたが競馬の解説者として今後の活躍にも期待です。