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現在、23歳の佐々木選手。5年間のNPBを経てポスティング制度を利用し海外挑戦を表明、球団も認めました。
その佐々木選手に対して”わがままや自分勝手”という様々な声があがっています。
なぜこのようになったのかを紹介していきます。
佐々木選手がなぜ嫌われる?
・MLBの25歳ルールの影響
・体の不調でローテションを守れない
・選手会の脱退
佐々木選手は本当に嫌われているのか?
・ファンからみる佐々木選手
佐々木選手がなぜ嫌われるのか?
MLBの25歳ルールの影響
MLBでは25歳以下の選手と契約する場合、マイナー契約しか結べないことになっています。
この影響で契約金や譲渡金は少なくなってしまいます。
実際2024年春からドジャースに移籍した山本由伸選手は26歳の年に移籍したため、在籍した球団のオリックスに70億というお金が入りました。
佐々木選手が在籍した千葉ロッテではその何十億のというお金は受け取ることはできず、佐々木選手が抜けた穴を埋める選手獲得に、お金がない状態になります。
このことから球団としては不満が出ても仕方ないみたいですね。
体の不調でローテションを守れない
佐々木選手はNPB通算5年間で1回も年間ローテーションを守れたことがありません。
千葉ロッテ監督の吉井監督も「非常に扱うのに慎重になる選手」と話しています。
しかし、ローテーションを守れなくても日本人最速タイの最速165キロの直球とフォークを武器に2024年は初の二桁勝利を獲得。使えば成績を残すので才能はピカイチです。
体調やケガが原因で出場機会が少なかったため、”わがまま”などという言葉が出てきてしまってるのかもしれませんね。
選手会の脱退
日本プロ野球選手会は選手と球団の待遇改善交渉を行い、ほとんどの日本人選手が加入しています。
佐々木選手はプロ3年目を終えた時点で選手会を脱退しています。
メジャー志向が強い選手、山本由伸選手もNPB時代に選手会を脱退しています。
選手会としては「佐々木選手に選手会に入っていても仕方ないと思われてしまった」と考えているみたいです。
しかし、FA権や現役ドラフト、今回佐々木選手が使ったポスティングシステムも選手会がNPBやMLBに働きかけて実現したものです。選手会の球界貢献は大きいと思います。
選手会としても哀しみがあり、報道などで佐々木選手に疑念が向いてしまったのかもしれないです。
佐々木選手は本当に嫌われているのか?
ファンからみる佐々木選手
千葉ロッテではYouTubeで選手の試合や練習の姿だけでなく食事や試合後のロッカーなどを撮影してくれています。
そんな動画では佐々木選手は気遣いや礼儀もある素敵な若者という印象を受けます。
17日に行われたMARINES FAN FEST 2024でも吉井監督が佐々木選手を気遣い上手くフォローしながらお膳立てをしていたところを見ると2人の間には信頼関係があったと思います。
“嫌われているとかわがまま“などとSNSや報道によって誤った認識に変えられてしまっている可能性もあります。
そんな上辺だけの情報に惑わされず応援していきたいと思います。
まとめ
千葉ロッテとしては痛い放出に繋がってしまったと思いますが佐々木選手が”わがままや嫌われている”わけでは無いと思います。
メジャー挑戦も怪我だけは無いように気をつけていただき、NPB復帰時にはぜひ千葉ロッテに戻ってきてほしいです。