NHK紅白歌合戦のゲスト審査員に選ばれた吉田恵里香。
彼女は日本の脚本家、小説家としても知られ、「恋せぬふたり」「虎に翼」などの作品を世に送り出しています。
そんな才能に溢れた吉田恵里香さんはどんな人物なのか紹介します。
吉田恵里香について
・吉田恵里香のプロフィール
・吉田恵里香の学歴
・吉田恵里香に影響を与えた漫画
・吉田恵里香の主な作品
・吉田恵里香の作品に対するポリシー
・吉田恵里香の現在
吉田恵里香について
吉田恵里香のプロフィール
名前 | 吉田恵里香 |
誕生日 | 1987.11.21 |
出身地 | 神奈川県 |
職業 | 脚本家 小説家 |
所属 | queen-b |
吉田さんは幼少期から漫画に触れる機会が多く当時は漫画家を目指していたそうです。
しかし
“パースのとり方とか背景の微細な描写を書くことが自分には向いていなくて、
諦めましたね(笑)。” 引用元
と語っておりその結果脚本家の道を歩むことになります。
吉田恵里香の学歴
吉田さんは、日本大学高等学校・中学校に入学します。
中学受験の時は漫画家志望ということもあり、芸術学部のある日大の附属学校を選んだそうです。
普通にやれば日大にはいけるという日本大学高等学校・中学校は芸術学部にいきたい吉田さんにとって、とても良い環境だったのでしょう。
高校を卒業後、日本大学芸術学部文芸学科に入学しました。
日本大学芸術学部文芸学科
日本大学芸術学部文芸学科では「書くこと、発表すること」を中心として、文芸的な創造力と表現力を磨けます。
また、小説家から直接指導を受ける貴重な機会を得ることもできゼミではディスカッションや作品のフィードバックを通して多角的に自分の作品を見つめることができたそうです。
この学びの場は、吉田さんにとって創作の基盤を築く重要なステップとなったことでしょう。
吉田さんは大学在学中にはすでに脚本家としての活動を開始し、現在の事務所に所属することになりました。
吉田恵里香に影響を与えた漫画
吉田さんは「善悪で割り切れない漫画が好き」とインタビューで答えていて漫画からインスピレーションを受けることも多いそうです。
幼少期から漫画を読むことが大好きだった吉田さんは『ドラえもん』(藤子・F・不二雄、小学館)や『DRAGON BALL』(鳥山明、集英社)、『Dr.スランプ』(鳥山明、集英社)『ぼくの地球を守って』(日渡早紀、白泉社)『サイボーグ009』(石ノ森章太郎、秋田書店)、手塚(治虫)作品などを読み漁ります。
特に吉田さんに影響を与えたのが図書館で見つけた『ぼくの地球を守って』だそうです。
この作品は現在でも吉田さんという人物の形成に大きく関わっているそうです。
『ぼくの地球を守って』は前世の記憶を持つ7人の少年少女たちを主役とする転生SFファンタジーです。
登場人物の良い面と悪い面が同時に描かれていて、「でも、人間ってそういうものだよな」と小学生ながら感心したそうです。
このことから小学生時代より現在まで吉田さんが脚本をする際、『ぼくの地球を守って』が作品の土台となり影響を与えているそうです。
吉田恵里香の主な作品
テレビドラマ
『花のち晴れ〜花男 Next Season』
『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』
『恋せぬふたり』
『虎に翼』
映画
『脳漿炸裂ガール』
『ヒロイン失格』
『センセイ君主』
アニメ
『TIGER & BUNNY』
『ぼっち・ざ・ろっく!』
テレビドラマ、映画、アニメとマルチな才能を見せる吉田さんは原作のイメージを損なわないことを1番にしながら脚本を行うそうです。
吉田恵里香の作品に対するポリシー
吉田さんが作品に対する時は3つのルールがあるそうです。
3つのルール
・作品に取り掛かる時は願掛けのため髪を切らない
・脚本には自分の意思を120%入れる
・仕事は複数の案件を並行して手掛ける
「作品に取り掛かる時は願掛けのため髪を切らない」
・初稿から最終稿を書き終えるまでは髪を切らないそうです。吉田さん曰く、一種の願掛けだそう。
「脚本には自分の意思を120%入れる」
・脚本上では妥協しないをモットーに自分の意思を120%注ぎ込みます。
「仕事は複数の案件を並行して手掛ける」
・複数の仕事を並行するのは一本に集中した時、その作品がこけるとへこんでしまうためだと言います。
このルールを守り続けることで最高の作品を世に送り続けています。
しかし、吉田さんにも悩んだ時期があったそうです。
“『作品に個性がない』と言われていたんですよ。
『構成はちゃんとしてるけど、ハネるものがないよね』と” 引用元
そんな時期でも吉田さんは自分が描きたい物を書き続けたそうです。
結局やりたいものをやるのが自分の色を作り出す原点になっているみたいですね。
吉田恵里香の現在
吉田さん2024年のNHKの朝ドラ『虎に翼』で脚本を手がけました。
女性の生きづらさや社会的な差別をテーマにした作品です。
ドラマ以外にも映画やアニメなどの脚本を手掛けます。
2025年にはアニメ『前橋ウィッチーズ』の構成・脚本も手がけています。
また、NHK紅白歌合戦のゲスト審査員に選ばれマルチな活躍を見せています。
まとめ
吉田さんが今後どのような作品を脚本し活躍していくか注目であり楽しみですね!